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抹茶 おいしい飲み方
抹茶とは、茶の樹の上に覆いをかぶせ、その下で育った新芽のみを茶臼で挽いたお茶のこと。 貴重な新芽だけで作られるため、通常のお茶よりも高価ではありますが、香りよく品質のいい茶葉から作られる上質の抹茶は苦味のない「まろやか」で上品な味わいが楽しめます。 辻利兵衛本店の抹茶は、新芽にもっともうまみ成分が凝縮した一瞬を逃さず摘み取り、一気に碾茶（てんちゃ）に仕上げ、昔ながらの石臼で時間をかけて細かく挽いています。 新鮮な茶葉の薫りをお楽しみ下さい。 ?生産過程でお茶を知る? 茶園に覆いをする「わらふり」。 昔は木の杭を打ち込み、竹をくくりつけて永久棚を造っていましたが、現代は金属製の永久棚の上に、琵琶湖のよしを編んで作ったよしずを広げ、その上に稲わらをまんべんなくふり日光を遮断します。 日光を遮ることによって新芽は日光を求め薄く広がります。その結果、葉緑素が増加し色鮮やかな緑色となり、アミノ酸類が蓄積されて独特のうま味とコクが増加します。 新芽は覆いの中で２０日以上、日光の直射と晩霜を防ぎながら育っていきます。 五月中旬から茶摘みが始まり、覆下茶園で育った新芽は柔らかく葉が薄いため、現在でも一枚一枚大切に手で摘み採っていきます。 摘み取られた新芽は、碾茶の工程を経て昔ながらの石臼でじっくりと時間をかけてキメ細かく挽き上げられます。粒子の細かさやコクのある風味を作り出すためには石臼以上のものはありません。本来お抹茶は上級のものになれば苦味やえぐみは、ありません。まろやかで繊細なしたざわりになります！色合いも高級になれば緑色ではなく白ぽくなってまいります。 茶葉の鮮度がいいほど、抹茶を点てるとふわふわと泡立ちます。泡立ちがいい抹茶は、口に含むとまろやかな味と薫りがあります。 当店の宇治抹茶でこの味と薫りを体験して下さい。 抹茶を立てる際によくダマ(抹茶のかたまり)がのこってしまうのですが、どうしたらいいですか？ 抹茶を入れた後、少量の水を抹茶のまわりにかけて茶筅でまずそれを練り、熱湯をお好みの量いれますとダマにならず、きれいに溶けます。前の記事 ≪ トップ ≫ 次の記事
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